カラーの色味を長持ちさせる方法

みなさまこんにちは、平尾の美容室【chill hair design】の古賀裕三です。
今回はいかにしてカラーの色持ちを長くするかについての豆知識です。

やっぱりカラーをした後ってできるだけ長くキープしたいですよね??
せっかくカラーしてもすぐに色落ちしてしまったら悲しいですもんね〜

ではなぜカラーが色落ちしてしまうのかという原因から見ていきましょう!!

カラーで早く色落ちしてしまう原因

カラーで色落ちしてしまう原因は様々ですが、良く言われているのをまとめてみました。

  • シャンプー剤が強い
  • 薄い色を入れている
  • 髪の毛のダメージが大きい(ブリーチ毛など)
  • ヘアケアをしない
  • 海水浴にいった・温泉にいった
  • 濡れたまま寝てしまう
  • アイロンやコテを頻繁に使う
  • ヘアケアをしない

他にもあげていけばもっとたくさんありますがどれか心当たりがあったりしませんか?ついついめんどくさくてやっていないことって多いですよね!!
意識しないと「何にもしていないのに色落ちが早い!!」って感じてしまいます。ですが美容師側から見れば色落ちさせにかかっていってるようなものなんです。
基本的にはカラーは絶対に色落ちしますが、対策をすることでカラーを長持ちさせることは可能です。

髪の毛が染まるメカニズムを説明すると専門的な話になってしまうのでまた別の機会に説明させていただきますので今回は省略させていただきます。

カラーの色持ちを良くする方法

カラーの色落ちを早めてしまう原因で良くお客様が行動としては、市販のシャンプー剤を使っている!!です

市販のシャンプー剤は基本的に洗浄力が強いです。よく「市販のシャンプーで何がいいですか?」って聞かれたりするのですが正直あまり使ったことがないのでわかりません。人によって髪質が違うのでその人にあったシャンプー剤は異なるし一概にこれがいいとは進めることができません。
どんぐりの背比べ的な感じでどれもほとんど同じように感じます。

洗浄力が強いとシャンプーとともにカラーの定着していた色も一緒に流れ落ちてしまいます。
これが毎日繰り返していたら色落ちが早くなるのは当然です。

カラーの色持ちを良くするのは、もちろんカラー用のシャンプーを使うのが一番です。
特に定着しにくい1週間はカラー用のシャンプー剤を使うか、または洗浄力が優しいシャンプー剤を使うことで色持ちを長もちさせることができます。

カラーをした日にシャンプーをしていいか?という質問も結構聞きますが、色持ちを長くしたいようであればしないほうがいいです。シャンプー自体はしても構いませんがすることによって色落ちが早くなります。それはまだカラー剤が髪に定着するのが不安定な状態だからです。
基本的には1日で定着すると言われているのでその日は洗わないに越したことはないです。

 

薄い色を入れている

カラー剤で薄い色を入れている人は色落ちが早く感じます。カラー剤は色素が明るくなればなるほど薄い色になります。濃い色を入れるより薄い色を入れることは薄いペンキを塗って色褪せるのが早いのと似たような感覚です。
色落ちがどうしても早いという人はいつもより少し濃い色を入れるのも一つの手段だと思います。

髪の毛のダメージが大きい

ダメージが大きいとカラーが髪の毛に定着しにくい状態になってしまっています。
髪の毛に定着しにくい状態ということはそれだけ色素が髪の毛の中に残りずらいという状況です。
さらにダメージ毛だと髪の毛の表面にはキューティクルという膜がありますが、その膜が閉じきらず色がダダ漏れ状態です。

特にブリーチ毛の方は自分では痛んでないと感じている方もいるかもしれないですが確実に傷んでします。どうしてもブリーチをしないと発色できないようなカラーの場合はケアブリーチというダメージしにくいものも最近はありますのでそちらをするようにしましょう!!

ヘアケアをしない

これもダメージと話が繋がってくるのですが、ヘアケアをしないともちろん髪の毛はダメージを受けてしまいます。ドライヤーを当てない、トリートメントをしない、アウトバストリートメントをつけない、などついついめんどくさくてしないことって多いと思いますが色持ちを長くしたいのであれば必ず行うようにしてください。

意外と気づかないものですが、普段生活しているだけでも紫外線など髪の毛はダメージ受けてしまっているのです。

海水浴にいった・温泉にいった

これも結構ガンガン色落ちします。それは海水の場合は塩分と弱アルカリの水質、温泉の場合はアルカリ性の性質を持っているからです。
アルカリ性に傾いてしまうとどうなるのか?それは髪の毛のキューティクルを開いてしまうのでそこから色がダダ漏れしてしまいます!!対策としては髪の毛がそれらの水質に当たらないようにしっかりとまとめるか、早めに落とせるようにシャンプーを持っていく、それか行くことがわかっていたらその前にカラーをしないことです。

ちなみに塩分も髪の毛の水分をがっつり持っていってしまうので、同時にカラーの色素も持っていってしまうので色落ちします。あとバリバリな髪の毛になりますのでご注意を!

濡れたまま寝てしまう

これは濡れたまま寝てしまうと枕などの摩擦でキューティクルが剥がれてボロボロになってしまい、痛むだけでなく色が抜けやすい状態になってしまいます。
タオルドライもガシガシと荒く拭くのではなく、優しく包み込むようにポンポンと水分を吸収させてあげるような拭きとりかたがいいです。

あと濡れている状態を極力少なめにするために出来るだけ早めに乾かすのが吉です。

アイロンやコテを頻繁に使う

これは熱によって表面のキューティクルにダメージが出てしまいます。
キューティクルにダメージが出ると色落ちしやすい理由は一緒です。
出来るだけ低温で保護剤をつけた上でサッと当てるくらいが本来ならばいいです。
またあんまり当てすぎるとタンパク変性というのを起こしてしまう場合があります。
これは卵でゆで卵になってしまうという状態、こうなってしまうと切ってしまう以外に方法はないので当てかたには注意しましょう。

ヘアケアをしない

今まで話してきたことを踏まえてヘアケアをしないと全体的にダメージが出てしまいます。
そうなると、、、もうわかりますよね?色落ちしやすくなります。
シャンプーであればアミノ酸系のシャンプーを使う、アウトバストリートメントを使う(オイルタイプ)などです。ちょっとした一手間が必要にはなりますが、それで髪質もよくなって色持ちがよくなるのには必要なことなんです。

まとめ

はい、ざっくりでしたが原因と対策をお伝えしました。
普段していないことをを始めるのって勇気とか手間がかかっちゃいますよね〜
女性の場合でしたらお肌が荒れたら?すぐに対策しますよね、でも髪の毛も同じくらい繊細なんです。
ぜひチャレンジしてみてくだい^^

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