イルミナカラーの色落ちが早いのか?その原因は?
みなさまこんにちは、福岡市中央区平尾の美容室 chill haire design の古賀裕三です。
外国人風カラーに簡単になれるというのでイルミナカラーの世間への浸透率も割と上がってきたと思います。
赤みが出にくいカラー剤として人気のカラーであるイルミナカラー
「色落ちが早い!!」という声もちらほら聞きます。
それはイルミナカラーの染まり方が通常のカラー剤と違うことによって起きているんです。
カラーの染まる仕組み
カラーの染まる仕組みとして、色を出すために一度髪の毛を明るくするというブリーチ力というのがあります(金髪にするブリーチとは違います)。
そして明るくなった髪の毛に色を入れて発色するという仕組みなんですね!
例えば10トーンにしたい場合は一度10レベルまで髪の毛が明るくなった後に色が入っていくという仕組みです。
それが色落ちしていくとまた10トーンに戻っていくという仕組みです。
ということでこの場合は色抜けして10レベルの明るさがベースになるんです。
これを一つのカラー剤?でできるのがカラーの仕組みです。
イルミナカラーが色持ちが悪いといわれているのは?
ではイルミナカラーの場合はどうなのでしょうか??
イルミナカラーの場合は通常の場合は通常のカラー剤と違ってブリーチ力が高いとされています。
通常のカラー剤が8レベルのブリーチ力があるとすれば、イルミナカラーは10レベルのブリーチ力があると考えた方がいいです。
一回髪の毛の明るさをリフトしてあげることで発色が良くなているという仕組みです。
同じ8レベルのカラー剤で染めた場合でもブリーチ力が高い分、イルミナカラーの方が抜けが早いということにつながってしまいがちなんですね〜
ただイルミナカラーの場合色抜けしても変な赤みが出たりしないので色抜けが綺麗に出て色落ちした後のカラーも楽しめるというという点もいいと思います。
外国人風カラーを出すためには仕方がないこと??
今まではブリーチをして一回金髪にしてからじゃないと赤みが抜けない、、、
というのが当たり前でしたがイルミナカラーが出てきたおかげでブリーチをしなくてもある程度の赤みをおさえたアッシュ系の色を綺麗に出すことが可能になりました。
イルミナカラーはダメージレスという声も聞きますが、薬剤を使うのでどうしてもダメージは出てしまいます。
ただカラーやパーマに関して薬剤を使うものはどれもダメージが出てしまうというのが私の考えです。
いかにダメージを出さないようにして綺麗に色を発色させるかは美容師の腕にかかっていると思います。
こういったイルミナカラーのことを知っておくと美容師に言葉に惑わされないようにもつながりしっかり自分の髪の毛のことを考えた美容師に出会いやすくなるかもしれませんね