イルミナカラーを超えた?THROWカラー
みなさまこんにちは
中央区平尾の美容室【chill hair design】の古賀裕三です。
今回はカラーの特徴を説明したいと思います。
今回紹介するカラーはよくイルミナカラーと比較されるカラー剤『THROW(スロウ)』です。
早速ですが、そのTHROWがどのようなカラー剤なのかを見ていきましょう!!
THROWカラーの特徴
イルミナカラーとよく比較される部分として、今までのカラー剤だと難しかったとされる寒色系の発色が良いという部分があります。
THROWカラーも寒色系の発色がものすごく良いです。
濁りが少なく透明感のある発色だと思います。
こだわりとして、
- 「WATER RICH CREAM処方」
- ベースカラーの作り
- 「DUAL SILK COMPLEX」配合
- 「オーガニックオイル&ボタニカルエッセンス」配合
- 匂い
以上の5つです。
それでは細かく説明するとケミカルな話になりすぎて難しくなってしまうので、僕なりにざっくりとw借りやすく説明していきます。
「WATER RICH CREAM処方」
カラー剤というのは1剤と2剤を混ぜて作ります。
この1剤の中には水分と油分が主成分として配合されています。
発色を良くするとされている「アルカリ剤」「酸化染料」は水分の方に含まれており、THROWカラーは油分の量を減らし水分の量を最大限に含むという方法を採用しています。
これがWATER RICH CREAM処方です。
油分にはどういう効果があるの?となってしまうわけですが、塗布のしやすさ・仕上がりの滑らかさがある一方で膜を張り、発色部分の「アルカリ剤」「酸化染料」の染み込みを妨げてしまうのです。
ただ、滑らかさや表面に膜がないのはいただけないのでその効果が出る必要最低限の油分を配合し、その分水分の量を増やすことでクリアな発色を実現したということなんですね。ベースカラーの作り
ベースカラーの作り
ベースカラーとはカラー剤の持つ色の性質のようなものです。
THROWカラーはファッションとグレイの2種類あります。
まずはファッション系のベースカラーは「シアーブルー」「シアーブラウン」を掛け合わせています。
シアーの意味は透明感で淡い色をベールのように何層に重ねることによって透明感と深みが実現されています。
グレイカラー(白髪染め)の方はというと、赤みのない「こげ茶」「ブラックチャコール」というベースカラーです。白髪と黒髪との色合いを絶妙に混ぜあいながら、赤みに頼らない明るさを表現しています。
この徹底したベースカラーで赤みが出にくく、濁りのないクリアな色味を実現できるんですねー
「DUAL SILK COMPLEX」配合
名前の通り2種類のシルクを配合しており、キューティクルをシルクでコーティングすることで柔らかな質感・透明感のある質感になります。
THROWカラーで染めた時の手触りの良さはこの配合がされているからなんです。
「オーガニックオイル&ボタニカルエッセンス」配合
シアバター(シア脂)、オリーブオイル(オリブ油)、ホホバオイル(ホホバ油)の3種類のオーガニックオイル、
ローズヒップオイル(ローズヒップ油)、グレープシードオイル(ブドウ種子油)の2種類のボタニカルオイル、
イラクサエキス、フキタンポポエキス、スギナエキス、ローズマリーエキス、セージエキス、セイヨウノコギリソウエキス、ミツガシワエキス、シラカバエキス(混合植物抽出液-13)の8種類のボタニカルエッセンスを配合し、これらの植物成分が髪の毛へ潤いを与えます。
ダメージケアへの配慮もしっかりしていますね。
匂い
カラー剤といえば独特な刺激臭がありますが、THROWカラーはこの匂いをあらかじめ覆ってしまい刺激臭が少なく、フローラル?な匂いです。
家に帰って臭いが残ることがないのは嬉しいです。
まとめ
以上の5つがTHROWカラーの特徴の説明でした。
実際に使っているのですが、発色もよく見た目もすごくいい感じになります。
色の種類も寒色系だけではなく、ピンクやバイオレッドもあります。
暖色系の普通のピンクとは違い透明感があるピンクやバイオレッドになるのもベースカラーに透明感があるブルーを配合しているからですね。