白髪染めが染まらないのはなぜ??
みなさまこんにちは、平尾の美容室 chill hair design の古賀裕三です。
白髪って分け目や生え際と見える部分に多く生えてくるので気になりますよね〜。
他の人はあんまり気にならなくても自分で見えちゃう部分だからついつい染めちゃいがち。
白髪染めをしてキラキラ光ったり色が浮いてしまったりしたことはありませんか??
もしかしたら自分の髪質に合っていないか、白髪染めの色選びに失敗しているかもしれませんよ。
白髪が染まらない原因
白髪ってなんとなく立ちやすかったり元気がいいなと思ったことありませんか?
白髪は通常の髪の毛と比べて30%ほど太いとされています。
太いということはキューティクルの枚数が増えているということなので、
髪の毛の内部に染料が行き渡りにくいということなんです。
どういう人が染まりにくいかというと
- 髪の毛が太い人
- 健康な髪の毛の人
- パーマがかかりにくい人
- 痛みすぎている人
これらがオーソドックスに考えられます。
先ほども言いましたが、上記の人は共通してキューティクルがしっかりしているという点があります。
髪の毛が太い人は地毛が真っ黒の場合が多く、太いとそれだけ染まる染料の量も多く必要とします。
逆に痛みすぎている人はキューティクルがほぼない状態になってしまっているので、
せっかく染まった髪も定着せずにそのまま流れ落ちていってしまうことで染まらないことにつながってしまいます。
白髪をしっかりと染めるには?
では白髪をどのようにしたらしっかりと染めることができるのか?
- 染める染料を濃くする
- 放置時間を長くする
- 塗布量を多くする
- 温度調節をする
以上の点があげられます。
まず一番染まらないのは白髪染めの色味が明るすぎるという場合です。
色味が明るくなってくるとそれだけ染料の色味が薄くなってしまいます。
だいたい6レベルあたりがしっかり染まるラインと考えていいでしょう。
明るくして白髪との色味の差をなくすか、しっかり染めて黒髪との差を減らすかを選ばないといけません。
放置時間を長くするのにはそれだけ染料が髪の毛の内部に行き渡るまでに時間がかかるからです。
刺激が強いのでよくはないのですが、市販の白髪ぞめで染める場合は基本タイムよりも5分ほど長くするといいと思います。
ただし薬剤の反応には限界があるので1時間も2時間もおいても髪の毛のダメージにつながるだけで意味ないので少し長くするくらいの感覚の方がいいと思います。
市販のカラーの場合で色味を濃くすると毛先の方までカラー剤がついてしまうので白髪染めの場合色味が蓄積されてしまいいざ明るくしようとするときにできなくなりますのでセルフの場合は明るめの白髪染めで応急処置くらいに考えた方がいいです。
脱線しました。
次に塗布量を多くするですが、これも先ほどの染まらない原因から考えると太い白髪に対して少ない塗布量だと内部まで行き渡らないためです。
ただこれも髪の毛に定着する限界量がありますので多くすればいいというわけではありませんのでご注意ください。
温度調節に関しては頭にラップをしたりドライヤーを当てたり室温をあげることでカラー剤の反応を良くし染まりやすくなります。
最後に
頭の中でも染まりやすい場所と染まりにくい場所があり、それは頭の中で体温が違うからとか生え際は油分が残りやすいとか色々な原因があります。
美容室でしても染まらない場合は髪の毛が健康か、マニキュアかなんかで髪毛をコーティングしているかシャンプーやトリートメントのシリコンコートなんかが原因の場合も。
一度相談してみるのもいいと思います^^