ストパーと縮毛強制の違い
みなさまこんにちは、平尾の美容室 chill hair design の古賀裕三です。
ストレートと縮毛矯正の違いをご存知ですか?
どちらも髪の毛をまっすぐにするものと考えている方が多いようですが、美容室ではちょっと意味合いが変わってきますので、今日はそのことについて記事にしてみました
ストレートパーマとは?
ストレートパーマと聞いたら髪の毛をまっすぐにできることを想像してしまう人も多いと思います。
だってストレートって名前がついているくらいですからね〜。
でもストレートパーマではくせ毛をまっすぐに伸ばすことはできません。
「エ?じゃあストレートじゃないやん」って思ってしまうのも無理はありません。
ストレートパーマの目的としてはパーマをあてた髪の毛をパーマをとりストレートにすることが多いです。他の目的としては多少のボリュームダウンという感じです。
縮毛矯正とは?
縮毛矯正はストレートパーマと違い、癖が強い人でも薬剤と熱処理により髪の毛をまっすぐにすることが可能です。
これは地毛がくせ毛でもまっすぐにすることが可能なので基本的に一度かけた部分は半永久的にまっすぐになります。
アイロンでまっすぐしても雨で湿度が高い時や濡れてしまったりして癖が出てしまうという人もずっとストレートのままなんです。
ストパーと縮毛の負担はどちらが大きい?
工程を見るとわかりやすいと思います。
ストレートパーマ
- 1剤でシスチン結合を切断
- 流し&ドライヤーで乾かす
- 2剤でシスチン結合をくっつける
- 流し&ブローで終了
縮毛矯正
- 1剤でシスチン結合を切断
- 流し&ドライヤーで乾かす
- アイロンでまっすぐ伸ばす
- 2剤でシスチン結合をくっつける
- 流し&ブローで終了
これをみていただくと縮毛矯正はアイロンの施術が一つ多いことがわかると思います。
髪の毛を分解した後にアイロンでまっすぐ伸ばしその状態で髪の毛を固める。
そうすることでまっすぐした状態のままキープできるようになるという仕組みです。
もうお分かりかと思いますが、負担は熱処理を加える縮毛矯正のほうが大きいと言えます。
ただストレートパーマが負担がないかと言えば違います。
どちらもストレート剤を使うので髪の毛に負担がかかります。
アフターケアはどちらもしたほうがいい!
どちらも強い薬を使うのでアフターケアはすごく大事です。
ついついストレートにして飽きたらパーマをして、、、
と繰り返してしまいがちですが髪の毛がサラサラで綺麗に見えてもダメージは蓄積していっています。
あまり負担をかけすぎてしまうとビビリ現象という髪の毛がチリチリになってしまう子ことがあり、
こうなってしまうと髪の毛切る以外方法がなくなってしまいます。
ストレートの場合は全体にかけないといけないことが多いと思いますが、
縮毛矯正の場合は最低でも3ヶ月は空けて、基本的には新生毛の部分のみをかけていくようにしましょう。
最後に
ストレートパーマと縮毛矯正、似ているようで全然違う施術になりますので、美容師に相談してみてくださいね^^
後、本当かどうかわからないんですが、韓国や中国ではストレートパーマを縮毛でかけていると聞いたことがあるので海外の方を施術する場合はそのことも頭に入れていたらいいかもしれません♪