黒染めで失敗しないようにするためには??根元が金髪になってしまうのは??
黒染めをしたことがある方ならわかると思いますが、一度黒染めをしてしまうとその後カラーをしようとすると美容室の人に「ブリーチが必要です。」とか「黒染め落としが必要です。」とか「明るくするのはできない」とかって言われちゃった経験あると思います。
そして一番失敗したーーー!!と思うのが黒染めをしてしまっていて、そのままカラーをしてしまって根元だけ明るくなって黒染めしている部分は黒のまま、、、ぱっと見ハゲて見える!!
あーー、、、なんと恐ろしい、、、
そう、何も知らずに黒染めをしてしまうと結構厄介な色の残りが出てしまい思った通りの色にならなかったり明るくできなかったり根元が明るくなってしまいます。
何も知らずに黒染めをして後悔しないように今回は黒染めに関する前知識をお伝えしていきたいと思います。
黒染めってどんな色??
美容室や市販のカラー剤で黒染めというのを聞いたことあると思いますが、実は黒染めという色はありません。
え!?黒染めってないの??
と思ってしまいますよね。
じゃあ黒染めってなんなのさ?こう思うと思います。
じゃあ美容師や市販のカラー剤は何を基準に黒染めと呼んでいるのか?
これはカラーのレベルと言われる明るさを表す単位でカラーを選定しています。数字が小さいほど色が暗くなっていきます。
一般的に日本人の黒髪の明るさは4レベルから5レベルとされていて、地毛で少し明るい人は6レベルから7レベルくらいだと思ってください。
黒染めをするときの失敗しないオーダー法は?
まずは黒染めをしないといけない時に考えないといけないことは、
- ずっと黒のままでいいのか?
- 1ヶ月くらいで色落ちしてもいい黒なのか?
この2点です。
ずっと黒のままでいい黒染めの場合
これは考え方を変えるとこの後(1年以上とか)髪の毛を明るくする予定がないか?ということです。
まず最初に黒染めをしてしまうとなかなか色は明るくなることはありません。
なのでずっと黒のままでいいのか?ということを確認することをしています。
なのでしばらく明るくする予定がないかたはこっちの方が色持ちがいいので何回も染めなおす必要がないのでオススメです。
もっと詳しく話すとこの時使う色は白髪染めの2レベルや4レベルといっためちゃくちゃ暗い色を使うので、やっぱり明るくしたいとなった時はブリーチをしたり長期的に明るいカラー剤を何回も重ねて少し明るくしていくという感じで、めちゃくちゃ大変になるので気をつけましょう!!
1ヶ月くらいで色落ちしてもいい黒染めの場合
これは黒染めとは呼ばずに暗染めと呼んだりもします。
この場合はアッシュ系やモノトーン系、ナチュラル系の色で染めます。
ベースのトーンにもよりますが、この時は3レベルから5レベルくらいを使うことが多いと思います。
この方法で染めると1ヶ月くらいでまた元のベースの明るさ程度には戻ってくるので、『就活でいっときだけ暗くしないといけない』『今は黒に染めたいけどまた明るくしたくなるかもしれない』という状況でも普通のヘアカラー同様に次のカラーに影響が出にくいです。
黒染めじゃないけど黒に見える色はこんな感じのカラーです。
黒染めじゃないけど黒染めになってしまっている失敗
よくお客様から「黒染めはしていない」と言われる方がいますが、美容師目線からいくと明らかに黒染めしているというパターンがあります。
『暗くしてから3ヶ月以上経つのに暗い色が抜けてない』
これは上でいうとずっと黒のままでいいパターンの黒染めになっています。
この場合はブリーチをするか長期にわたって明るめのカラーで地道に明るくしていくか、脱染剤を使用するしか方法はないです。
しかも黒染めと地毛の境目がわかりにくいのでブリーチをしても黒染め部分だけ赤みが出て地毛は黄色になったりのムラムラになったりして綺麗なベースは作れない可能性大です。
この『ずっと黒の状態』で知らずに市販でヘアカラーをしてしまうと根元だけ明るくなってしまって逆プリンの状態で、ぱっと見ハゲて見えたりしてしまうので自己判断はやめておきましょう。
黒染めで失敗しないようにするためには??まとめ
いかがだったでしょうか?黒染めで失敗してしまった経験がある方はもちろん、これから黒染めをしようとしている人もこういう失敗にならないように信頼できる美容師を見つけてください。
まとめると、
ずっと黒染めでいい黒染めのメリットデメリット
メリット
- 色落ちしない。色が長持ち
- プリン状態にならない
- 黒染めを繰り返さなくてすむ
デメリット
- 綺麗に明るくするのがブリーチなどになる
- 地毛と黒染めの境目がわからない
- ブリーチしてもオレンジになる
色落ちする黒染めのメリットデメリット
メリット
- 次のカラーチェンジが簡単
- いい意味で色が落ちる
- 黒の色素が沈着しない
デメリット
- 色持ちが悪い
- 期間が長くなると複数回しないといけない
- ずっと黒染めよりは染めてるのがわかる
こんな感じです。ぜひ黒染めする際は気をつけてくださいね。