ヘアカタログのパーマはほとんどコテでやっている!?
美容室にいってパーマをしたいと美容師に伝えた時に「これはパーマじゃなくてコテで仕上げているスタイルだと思います。」とか言われたことありませんか??
ヘアカタログには「20ミリのロッドで1回転半」とか「17ミリで中間巻きで、、」みたいなこと書いていると思いますが、それもほとんどコテで仕上げていることが多いです。
今回はそんなヘアカタログのパーマスタイルはほとんどコテで仕上げているということについて記事を書いていきたいと思います。
ヘアカタログに載っているのはパーマじゃない?
ヘアカタログに載っているスタイルは今は本だけじゃなくネットでも色々観れたりして、このスタイルかわいいなとかかっこいい!とか思ってしまいますよね。
『ゆるふわ』だったり『ラフウェーブ』だったり、たくさんのパーマのスタイルが掲載されていると思います。
しかしこれらに掲載されているスタイルのほとんど(全てではない)がコテで巻いたスタイルなんです。
びっくりですよね!なんでパーマじゃないのにパーマみたいに載せてるんだよ!と突っ込みたくなる気持ちはわかります。
ですが美容室側からするとこのスタイルがかわいい!とか思わせてその美容室にいってみたい!と思ってもらえれば勝ちなんです。
パーマをあてたことがある方はわかると思いますが、美容室ではうまくいったのに家ではなかなかうまくセットできない!となったことがある人もいると思います。
それはスタイリング力にもよりますしそもそもコテでセットしているスタイルをパーマで再現しようとしてるからなかなか難しくなってしまっています。
パーマじゃなくてコテのスタイルを載せているのはなんで?
じゃあなんでパーマじゃなくてコテのスタイルを載せているの?ということになりますが、これは『綺麗に見せれる』からです。
ピンピンと出てきているアホ毛やパサつきがなく艶が出て見えるからわざわざパーマをあてなくてもオッケーみたいな感じです。
こういうヘアモデルは他の美容室でも結構使われていたりします。
同じ人なのに別の美容室のモデルで見たことがあるということもヘアカタログを注意深く見ているとわかります。
その時大幅な変更がなかったら髪の毛の形状を変化させてしまうパーマをあてることでダメージを出すので極力ダメージがない方がいいんですね。
これはカラーも似たようなことが言えます。
派手髪じゃなかったら加工で色々と修正できてしまうのです。
太陽光だったり暖色光、背景の色などでも色が違って見えるのであくまでも参考程度に考えるといいと思います。
ヘアカタログにコテ仕上げを載せるデメリットは?
なんとなくの雰囲気は近づけることはできてもなかなかトップのボリュームとかくびれの部分まで細かく再現するのはパーマでは難しいです。
セットをこだわればいけるかもしれませんが、決して簡単とは言えないスタイルです。
だから美容室での仕上がりはいいかんじだけど家でセットしたらうまいこといかないということになるんです。
ということでベースにパーマをあててコテのもちをよくする、またスタイリングのコツをしっかりと教えてもらった上でパーマをするかどうかを決める、といった対策が必要です。
ちなみに私が働いたことがある美容室では、パーマのワインディング(ロッドを巻くやつ)までして、そのあとに実際にパーマ液はつけずに外してコテで巻いているところもありました!
もう綺麗に見せるためにはなんでもありです笑