デジタルパーマとコテで巻くのはどちらが傷みやすいのか?
毎日の巻きが面倒と思ってパーマをしたいと思うという声もたくさんいただきます。
でもパーマと毎日コテで巻くのってどっちの方が痛むのか?と心配されている方も多いようです。
それぞれの特徴を見てから比べてみましょう。
コテで巻くと髪の毛はどうなるのか??
コテで髪の毛がカールするのは熱を利用しているからです。
大きさも太さも形状も様々ですがどれも熱を利用することで髪の毛を巻いて形をつけることになります。
コテの注意点としては温度と当て方です。
コテを触ったことがある人ならわかると思いますが、かなり熱くてでプレート部分に触れてしまうととんでもないくらい熱くて火傷します。
髪の毛はタンパク質でできています。このタンパク質というのは熱を与えることで形を変えることができるという性質を持っています。高音を当てすぎてしまうと冷めても髪の毛が硬くなったままになってしまうことをタンパク変性と呼びます。この状態になると髪の毛は戻ることがないので注意しましょう。
よく例えられるのは卵です。
熱を与えることで卵は生卵の状態かゆで卵になってしまいそのゆで卵がどんなことをしても生卵に戻ることがないことと一緒です。
髪の毛は死滅細胞なので熱を当てても熱くないのでついつい高温度で当ててしまいがちですが、髪の毛にとっては負担になるので気をつけましょうね。
アイロンは上手に使えばさほどダメージはないと思っても大丈夫です。
高温で当てすぎないようにして温度によってはさっと通すくらいにしてあげましょう。
アイロンの当て方は別の記事に書いていますので参考にしてみてください。
アイロンで髪の毛が痛むのはなんで?原因を知っておけばアイロンが怖く無くなる!
パーマをあてると髪の毛はどういう変化が起きるのか??
パーマの原理としては髪の毛の構造を変えてそれを定着させることで髪の毛にカールを出すことができます。
髪の毛の内部構造をロッドと薬剤で変化させます。ホット系やコールド系などいろんなパーマがありますがデジタルパーマはホット系の分類になります。
コテと同じく熱を与えて半永久的に形をつけることになります。
薬剤は基本的にはアルカリ系が多いです。そして髪の毛は弱酸性という性質を持っています。
毎回パーマをあてる人はアルカリ系に髪の毛が傾いていってしまいがちで乾燥しやすくなってしまいます。
パーマを頻繁にあてるという人はダメージの配慮が必要になってきます。
パーマとコテはどっちの方が痛むのか??まとめ
結果はコテでうまいことあてる方がダメージは少ないということですね。
ただしパーマが悪いということではありません。
毎日のコテの時間を短縮したい、コテのカールの持ちを良くしたい、などでパーマをあてる人も多いです。
パーマはダメージがないわけではないので頻繁にあてる人は本当にパーマが必要なのか美容師との相談をしっかりした上でかけていきましょうね。