ストレートパーマの後にパーマはできるのか?
みなさまこんにちは、平尾の美容室 chill hair design の古賀裕三です。
今回はストレートパーマを当てた後にパーマが当たるかどうかということについて記事にしていきます。
ではまずはパーマがどのようにしてかかるのか?という原理をみていきましょう。
パーマがかかる仕組み
パーマはどのような仕組みでかかるのか?それはわかりやすくいうと
- カールを出したい大きさのロッドで巻く
- 1液で髪の毛のシスチン結合を切る
- 2液で切断したシスチン結合を定着させる
これで完成です。
ざっくりですがこんな感じでパーマがかかる仕組みとなります。
ストレートパーマもこのシスチン結合を切るのでかかる原理は一緒です。
ではストレートパーマと縮毛矯正の違いを見ていきましょう
ストレートパーマと縮毛矯正は違う
ストレートパーマと縮毛矯正の違いは何か?
それは熱処理を加えるか加えないかによります。
基本的にシスチン結合を切るところまでは一緒です。
ストレートパーマの施術の順番
- 1液をつけてシスチン結合を切断する
- 適度に軟化したら流す
- 2液をつけて切ったシスチン結合を定着させる
縮毛矯正の施術の順番
- 1液をつけてシスチン結合を切断する
- 適度に軟化したら流す
- 乾かしてアイロンで熱処理を加える
- まっすぐにしたら2液で定着させる
これでまっすぐになります。
熱処理を加えることで縮毛矯正の方はまっすぐストレートになりますが、ストレートパーマの方はパーマ落としやボリュームダウン程度になります。
縮毛矯正の後はパーマは当たらない?
では縮毛矯正をした髪の毛にはパーマが当たらないのか?
結論から言うと当たらないと思った方がいいです。
熱処理を加える縮毛矯正は一度かけると半永久的にまっすぐになると言われています。
髪の毛がサラサラに見えるので一見痛んでなさそうに見えますが、ものすごく負担があるのが縮毛矯正です。
ダメージがすごいので縮毛矯正の後にはパーマが当たりにくいと言うことになり、髪の毛がボロボロになってしまう可能性もあります。
ストレートパーマの後でパーマが当たらない?
ではストレートパーマの場合はどうなのか?
こちらはかかります。
ただ頻度が多かったりするとダメージの蓄積が大きくてパーマが当たりにくい状態になります。これはストレートパーマに限らずカラーのやりすぎで髪の毛の状態が悪かったりするとかからないです。
ですが、パーマを今後も当てたいなと思う方は縮毛矯正よりもストレートパーマの方が当てやすいのでそっちにする方が無難です。