抜け毛が多いと健康的な髪の毛になる??抜け毛と薄毛の関係とは?
なんだか最近抜け毛が多くなってきた気がする、、、
シャンプーやドライヤーの時に髪の毛がすごく抜けるのが気になる、、、
抜け毛に悩んでいる方は少なくないと思います。
昔は全然気にしてなかったのに、30代や40代になってきて将来のことを考えるととても不安になりますよね。
今回はそんな抜け毛について記事にしていきたいと思います。
抜け毛の原因とは?抜け毛の原因はヘアサイクル
髪の毛にはヘアサイクルという周期があります。
ヘアサイクルには成長期・退行期・休止期というのがあります。
成長期は男性女性で違いますが、だいたい2年から6年ほどあるといわれており、髪の毛を作る大元の細胞の毛母細胞に栄養が運ばれ月に平均で約1cmほど伸びていきます。
成長期が終わると退行期に入り、毛母細胞の細胞分裂が終わりそれ以上髪の毛が伸びることはなくなってしまいます。髪の毛が頭皮にとどまっている期間を退行期といいます。
この期間は約2週間から3週間ほどです。
この時期にブラッシングやシャンプーをすることで髪の毛が抜け落ちていってしまうのです。
そして最後に休止期というのがあります。
新しい髪の毛が生えてくる準備期間のようなものでこの期間が約3ヶ月から4ヶ月ほどといわれています。(個人差がありますので長い人だと約半年ほどかかる人もいます。)
髪の毛はこうしたヘアサイクルで生えてきて成長して抜けてしまいの繰り返しなのです。
では若い頃は抜け毛が気にならなかったのになんで抜け毛が気になるようになってきてしまうのか?
それはヘアサイクルの乱れが生じてしまっているからなんですね。
休止期の最後には今までの髪の毛への栄養がいきわたるのを新しい髪の毛へと移行していくのですが、なんらかの原因でそれがスムーズに行かず成長期に入るのがうまくいかないことで抜け毛が気になってしまうほど多くなってしまうのです。
抜け毛は新しい髪の毛が生えてくる前兆?
なんとなくヘアサイクルについてわかったと思います。
抜け毛があるととても不安になりますよね。
でも普通の生活をしていてけがをしたことはありますよね。
けがをした場合その部分を治そうとかさぶたができたりすると思います。
そしてかさぶたが剥がれると新しい皮膚を作り再生していきます。
髪の毛も同様に古い髪の毛が抜け落ちないことには新しい髪の毛が生えてこないとも考えられています。
毛穴の数は決まっていますのでいくらケアをしたところでもとある毛穴以上に増えることはありません。弱っている毛を守ろうとすることで新しい髪の毛が生えてくることができずに薄毛につながってしまうこともあるかもしれませんね。
抜け毛は必要なことなのですが、そのあとに生えてくる新しい髪の毛が健康的になるように頭皮環境のケアが必須になってきます。
頭皮環境のケアには頭皮の状態を良くするだけでなく健康的な生活習慣を身に付けることが大事になってきます。
ライフスタイルを正しくすることで結果的に薄毛対策にもつながっていくのです。
抜け毛が気になるかもしれませんがあまり気にしすぎてストレスを溜めるとそれが原因で抜け毛が増えてしまったりもするかもしれませんので、それよりも対策をしっかりとするようにしましょうね。