ブリーチをすると頭皮が痛くなるのはなんで??
ブリーチはカラーで発色がいい感じになるのでおしゃれを楽しむためにしている人もいます。
ブリーチと聞くと髪の毛にダメージが出るのですが、それと同じくらい有名なのがブリーチをすると頭皮がバカみたいに痛くなるということ。
ただブリーチをしても必ずしも頭皮が痛くなるというわけではありません。
何回もブリーチをしていても痛みを感じない人もいます。
今回はそんなブリーチについての記事を書いていきたいと思います。
ブリーチをすると頭皮が痛くなる人と痛くならない人がいるのはなんで??
まずはブリーチがなんでしみてしまうのかというのをみていきましょう。
ブリーチガしみる原因として、
- アルカリ
- 過酸化水素水
- 過硫酸塩
これらがしみる原因です。
これらの成分が髪の毛に含まれるメラニン色素を分解して髪の毛を明るくします。
アルカリと過酸化水素水は普通のアルカリカラーで使われます。
過硫酸塩は強い脱色作用があり漂白などにも使われたりします。
これはメラニンと一緒にキューティクルも破壊してしまいます。
キューティクルは髪の毛から栄養分や色素が出るのを守ってくれたりするのですが、それを破壊してしまうほど強い作用があるので頭皮が痛くなるのも無理はないです。
頭にハイターをぶっかけているような感じです。
またブリーチがしみてしまうのは体調にも作用されてしまいます。
体調が悪い、睡眠不足、生理中でホルモンバランスに乱れがある、などの場合はしみてしまいやすくなります。
頭皮も肌なのでそういう時は肌荒れが激しくなってしまうのと同じです。
さらに刺激が強いブリーチとなるとより痛みを感じてしまうんですね。
ブリーチで痛くならない方法は??
ブリーチをしても痛くならない方法はあります。
それは頭皮にブリーチをつけないようにすること。
今はバリヤージュやハイライト、グラデーションといったブリーチを頭皮まで塗らない方法でカラーするやり方もあります。
ブリーチを頭皮まで塗ってベタ付けをして頭皮のバリアがなくなっている場合はその後にする普通のアルカリカラーの方がしみやすくなって痛く感じてしまうこともあります。
あとは頭皮に保護クリームを塗ることです。
頭皮に保護するものを塗っておけば擬似的に頭皮にバリアを張っている状態になるので普通よりもしみにくくなります。
ただし保護オイルなどを塗ってもしみてしまう場合はあります。
そういう時は無理をせずに美容師に伝えてください。
そのまま我慢をしてしまうと炎症を起こしてしまって今後カラーをするときにずっとしみてしまいやすくなってしまいます。
もし痛く感じたら色味は我慢することになりますがすぐに流してもらえたりします。
恥ずかしがらずに伝えましょう。
ブリーチが痛いと感じてしまう人はブリーチをしないに越したことはありません。
痛いと感じるのは肌質などにもよって個人差があります。
不安に思うようであれば別のカラーで対応してもらうかデザインカラーで対応するとかの方法でするのもいいと思います。