トリートメントの効果を長持ちさせる方法は?トリートメントはどれくらい持つのか?

美容師をしているとよくある質問で「トリートメントの効果はどれくらいありますか?」ということをよく聞かれます。

家でのヘアケアや美容室で使っているトリートメントの種類によって変わってくるので一概にこれくらいということはいえませんが、だいたい2〜3週間くらいだと思ってください。

さらに家で使っているシャンプーやトリートメント、トリートメント自体の相性があったりでも変わってきます。

自宅でするトリートメントとサロントリートメントでは持ちが違います。
サロントリートメントの場合はシステムトリートメントと呼ばれる下地を作り栄養分を入れコーティングをするという流れがあるので家でのトリートメントの違いがあって当たり前なのです。

値段もそれなりにかかりますし、、、

できることなら美容室でしたトリートメントの効果が長持ちした方がいいですよね?
ではどのようにしたらトリートメントの持ちが良くなるのかを知っておきましょう。

トリートメントを長持ちさせるには?

トリートメントを長持ちさせるための前にキューティクルについて知っておいて方がいいです。
キューティクルとは髪の毛の表面を覆っている鱗のようなものなのですが、カラーやパーマ、紫外線などいろいろなダメージによってこのキューティクルは開いたり閉じたりを繰り返しています。

トリートメントをすることで内部に栄養を入れたりキューティクルの欠損部分を補ったりしています。
トリートメント後はこのキューティクルを閉じて栄養を閉じ込めています。

では閉じ込めたのになんでまた髪の毛が痛んでしまうのか?
それは髪の毛の中に栄養分を入れているといっても再生しているわけではないからです。
髪の毛は減点方式と言われていて生まれたての髪の毛が100点満点としてカラーやパーマ、紫外線などのダメージを受けることでどんどんダメージを蓄積していってしまいます。

それが肌のようにターンオーバーで回復することはありません。

トリートメントをして髪の毛の中に栄養分を閉じ込めた状態でもシャンプーをすることで栄養分が流れ出ていってしまったり、ドライヤーで乾かしきれていないことでキューティクルが閉じきれていない状態で栄養分が出ていってしまったりキューティクルがガサガサになってしまったりしてしまうことでトリートメントの効果が短くなってしまいます。

ということは市販の洗浄力の強い安価なシャンプーやトリートメントを使うのではなく、自分の髪質に合ったシャンプーやトリートメントを選ぶことがサロントリートメントの効果を長持ちさせるためには必要なんです。

ドライヤーで髪の毛を乾かすことも必要ですし、乾かす前にアウトバストリートメントをつけてドライヤーの熱から守ったり、枕の摩擦のダメージ、水分をを閉じ込める、といろんないいことがあるのでつけるようにしましょう。

自宅でのケアがサロンでのトリートメントを長持ちさせるのに必要なんですね。
いきなりたくさんのことを初めてしまうとなかなか続かないと思いますので一つずつ習慣にして美髪を手に入れましょう!

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